最近は動画もRAWで撮る時代へ!

写真をやっている人ならご存知の方も多いかと思いますが、写真と同じように自身で好きな色味にしたり、露出(明るさ)、コントラスト、彩度と自由に表現できるRAW動画。Log撮影って方法もありますが、RAWにすることで更に莫大な色の情報であったり、ISO感度も制限なく100から使えるので、より質の高い映像表現ができるメリットがあり、私も興味を持ちました。

RAW動画への道

2020年 6月時点で、まだまだRAWで撮れるカメラは少ないですが、今後はどんどん当たり前の世界に入ってくるかと思います。私はなんとなくNikonのカメラにひかれて、Z50、Z6と使うようになったんですけど、Z6を購入した時点ではRAW動画のことはあまり意識していなかったんですけど、

RAWで撮れることを知り、よくよく調べていくと海外のクリエイターの人たちはNikon Z6でRAW(422 12bit ProRes RAW)で撮り、シネマカメラとして使っている方も多く、「私もチャレンジしたい」って思ってこの道に進みました。

Nikon Z6 でRAW動画を撮るために必要なもの

まず、必要なのがもちろん

Nikon Z6

Nikon ミラーレスカメラ 一眼 Z6 24-70 レンズキット NIKKOR Z 24-70mm f/4S付属 Z6LK24-70

っで合わせて有償のRAW動画出力機能の設定( ¥33,000- 税込 )をニコンの修理センターへのご送付またはニコンプラザ、サービスセンターに受付する必要があります。

RAW動画出力機能の有償設定サービス
https://bit.ly/2zl9kKE

Nikon Z6 説明書関連
https://bit.ly/2XNwUJn

 


RAW動画撮影では外部レコーダー(モニター)が必要になるので

ATOMOS NINJA V

アトモス ATOMOS NINJA V (ATOMNJAV01)

ATOMOS ATOMFLEX PRO HDMI COILED CABLE (Mini to Full 30cm)

ATOMOS ATOMFLEX PRO HDMI COILED CABLE (Full to Full 30cm) HDMI2.0対応ケーブル ATOM4K60C5

あと、バッテリーやら、保存するためのSSDやら、パソコンとつなぐためのドッキングステーションも必要だったので、

ATOMOS 5.2インチ用アクセサリーキット+miniSSDセット

https://www.biccamera.com/bc/item/6912198/ 

 

これでNikon Z6 でRAW動画を撮るために必要なものが揃いました。

ProRes RAWで撮ってみた映像

 

ProRes RAW での編集方法

こちらも参考までに、ひとつの方法となります。

RAWで撮ってみた感想

全体として、まずRAW動画を撮るためにはかなり費用がかかります。ザックリ私が購入したものを計算すると、約47万ほどの費用が必要となりました。一番はやっぱり、カメラ単体で完結できれば良いのですが、外部レコーダー(モニター)に収録する部分が手間とコストがかかってしまいます。

ただ、撮れる映像を見ると他では表現できないほどの高画質、そして色表現も無限の可能性が出てくる部分はRAWで動画を撮る醍醐味と共に、とにかく撮影から編集が楽しめるものになるかと思います。

まぁ、苦労して成し遂げたことって大きいですし、先頭切ってチャレンジするものは次への展開へとつながることなので、今後もRAW動画での表現の幅を広げていきながら、お伝えしていけたらと考えています。